運に頼らないためには・・・
世の中には「強運な人」というものがいるようですが、なんだか私は強運ではないようです。
それに、どうも「感」というものは良くないようです。困ったものです。
それでも儲けたいからどうしようか・・・・。
どうしたら、運に左右されずに儲けられるのでしょうか?
そうしてに考えに考えた結果は、
- トレードの回数が少ないから運に左右されてしまうのじゃないか。
- 回数を増やせば「平均的なもの」に近づいて、運に左右されないようになるんじゃないかしら?
と思って、行き着いたのがこれ
- 運に左右されないようにするには、トレードを繰り返す回数を増やすこと。
- 感に頼らない方法を採ること。
の2つでした。
なぜ回数が多くないといけないのか
もし、6勝4敗という有利な勝負でも、6割の人は勝てても、4割の人が負けます。
もし、2勝8敗するような超不利な勝負でも、8割の人は負けますが、2割の人は勝つことができます。
一発勝負なら、まさに運次第で結果が決まります。
回数を増やしてみるとどーなるか?
まず、6勝4敗という有利な勝負をを2回やれば
- 2連勝する人が、36%
- 1勝1敗の人が、48%
- 2連敗する人が、16%
です。
得をする人が増え、損をする人が減ります。
得をする人が増え、損をする人が減ります。
6勝4敗の勝負を3回やれば
- 3連勝する人が、21.6%
- 2勝1敗の人が、43.2%
- 1勝2敗の人が、28.8%
- 3連敗する人が、6.4%
64.8%の人が利益を得て、損をする人が35.2%
だんだんと、勝負で決まる確率に近づきますね。
だんだんと、勝負で決まる確率に近づきますね。
2勝8敗するような超不利な勝負は2回やれば
- 2連勝する人が、4%
- 1勝1敗の人が、32%
- 2連敗する人が、64%
です。得をする人が増え、損をする人が減ります。
2勝8敗の勝負を3回やれば
- 3連勝する人が、0.8%
- 2勝1敗の人が、9.6%
- 1勝2敗の人が、38.4%
- 3連敗する人が、51.2%
10%強の人だけが利益を得て、9割近くの人が損をします。まぐれ当たりは減りますね。
こんな感じで、繰り返せば運に左右されずルールで決まった確率に結果に近づいていきます。
回数が少ないから「運」に左右されるわけで、回数を増やせば、運の良い時もあれば悪い時もあるけれど、全体では、その方法で決まる確率に落ち着きます。
これで、「運に左右されない」ことはクリアしました。あとは良い方法さえ見つければ良いのですね。
これで、「運に左右されない」ことはクリアしました。あとは良い方法さえ見つければ良いのですね。
繰り返し回数を増やすためには短期投資であることが必要
長期投資では無理
例えば10年間の長期間の投資で結果がダメだったら、やり直しのために、さらに10年待って頑張るのですか・・・。
こんなこと、人間の人生のなかで何回やり直しができるのでしょうか?
これなんか、まさに運を天に任せる投資法・・・いゃ、ギャンブルだと私は思うのです。
長期投資をやるならやるで、信ぴょう性のある(少なくとも納得できる)長期見通しに基いて、幾つもの種類に分けて行うべきです。
長期なのだから、期間的にやり直しが効きません。だから、方法と種類を分けて、平均として勝てるようにしなければならないですね。
長期投資の、集中投資は、丁半博打のようなまさにギャンブルですよ。
短期投資なら回数を増やすことができます
短期で繰り返せば、トレード回数を増やせますね。
1回の取引に1年かかるトレードだと、トレード人生を30年としても30回しかできません。
1回のトレードに3日くらいだとすれば、1週間に2回位トレードしたとして、1年間で約100回、30年だと3000回もトレードできます。
もっと短い期間であれば、、、、もっと回数が増やせますよね。短い時間のトレードほど回数は稼ぐことができます。
だから、運や感に左右されないようにしたければ、回数を増やせる、短期投資なのですよ。
良いトレード方法は、確認して検証するしかない
回数を繰り返して積み重ねる方法は、運に左右されない方法だと説明しました。
運に左右されないということは、逆に、運が味方してくれることもないということです。
良い方法ならば、良い結果がでますが、悪い方法を続ければ、間違いなくならずの底に沈んでいきます。
なので、良い方法を選んでそれを繰り返す必要が超重要になってきます。
トレードが良いルールなのか、悪いルールなのかは過去のデータで検証するしかありません。
俗にいう、「バックテスト」というものですが、未来のことを使って確かめることはできないので、過去のデータを使うバックテスト以外に方法がありませんからね。
バックテストでも、何も検証しないで、感と度胸で勝負するよりも確実性は上がりますよ。
ルールを作る上で、重要なこと
ルールは客観的に判断できて、できるだけシンプルなもの。
客観的でなければ判断が難しくなり、方法が一定しませんからね。
「動きに勢いがあるとき」とか「勢い良く移動平均線を抜けたら」のように「勢い」ってなんだか定義できないようなものをルールだと、メタトレーダーのEAを書こうとしたときに、そもそも書けませんEAが。
あと、投資本には、仕掛けのルールの説明はやたら細かいのに、決済のルールは「利益がでたら決済する」とか具体的な説明がないことが多いです。これでは困ります。仕掛けと決済の条件をきちんと決めなければダメです。
あと、投資本には、仕掛けのルールの説明はやたら細かいのに、決済のルールは「利益がでたら決済する」とか具体的な説明がないことが多いです。これでは困ります。仕掛けと決済の条件をきちんと決めなければダメです。
また、シンプルなルールでなければ、続けることができません。
勝率は高いけれど、過去100日間の時間足データの入力が必要で、10万ステップの計算が必要だったりすると、毎日のトレード普通の人が活用するのは難しい・・・。人間というもの、難しいことを続けるのは無理な動物です。(少なくとも私には無理です。)
ルールはシンプルで簡単でなければ続けることはできないということも頭にいれましょう。
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