2025/07/24

【2025年版】ポスト石破は誰だ?次期首相で動く「高市・小泉銘柄」を徹底解説!

 2025年7月、石破内閣の支持率が発足以来最低の20%台に落ち込むなど、政権運営に黄信号が灯っています。市場では早くも「ポスト石破」を見据えた動きが出始めており、「次の首相は誰か、そして、どの株が上がるのか」に関心が集まっています。

この記事では、有力候補として名前が挙がる高市早苗氏小泉進次郎氏が首相になった場合、それぞれの政策から恩恵を受けると期待される「テーマ株」について、分かりやすく解説していきます。

政治と株式


1. 石破内閣の現状と退陣の可能性

7月の各種世論調査で、石破内閣の支持率は22.9%に急落し、不支持率は65.8%に達したとの報道もありました。この「危険水域」ともいわれる支持率の低迷を受け、政権の求心力低下は避けられない状況です。

今後の政局次第では、内閣総辞職や衆議院の解散総選挙といったシナリオも現実味を帯びてきます。そのため、株式市場は次のリーダーが掲げるであろう経済政策を先取りしようと動き出しているのです。

2. 「高市銘柄」- 強い日本を目指す安全保障と科学技術

まず、保守層から強い支持を受ける高市早苗氏が首相になった場合を考えてみましょう。 高市氏はかねてより**「経済安全保障」「防衛力の抜本的強化」「科学技術への大胆な投資」**を三本の矢として掲げています。彼女が首相となれば、これらの分野に国家予算が重点的に配分されるとの期待が高まります。

注目されるテーマと関連銘柄

  • ① 安全保障・防衛: 防衛費の大幅増額は確実視され、関連企業は最大の注目セクターです。

    • 三菱重工業 (7011): 日本の防衛産業の筆頭。戦闘機や護衛艦など。

    • 川崎重工業 (7012): 潜水艦や航空機に強み。

  • ② サイバーセキュリティ: 経済安保の観点から「能動的サイバー防御」を推進。

    • FFRIセキュリティ (3692): 官公庁向けの実績が豊富。

    • サイバーセキュリティクラウド (4493): AIを活用したWebセキュリティ。

  • ③ 原子力・エネルギー: エネルギー安全保障を重視し、原発再稼働や次世代炉(SMR)開発に積極的。

    • 日立製作所 (6501): 原子力事業で国内外に展開。

    • 助川電気工業 (7711): 核融合関連のダークホース。

  • ④ 科学技術・宇宙開発: 「サナエノミクス」の柱。未来への投資を重視。

    • QPS研究所 (5595): 小型SAR衛星の宇宙ベンチャー。

3. 「小泉首相」の可能性と市場の期待

一方で、高市氏とは対照的に、世代交代や新しいリーダー像を求める声に応える形で、小泉進次郎氏が浮上する可能性も十分に考えられます。 環境大臣としての経験や、若手改革派としてのイメージから、彼の政策は**「環境」「デジタル」「子育て」**がキーワードとなります。

4. 「小泉銘柄」- サステナブルな未来を作る環境とDX

小泉氏が首相に就任した場合、マーケットの主役はガラリと変わるでしょう。カーボンニュートラルや持続可能な社会の実現に向けた政策が強力に推進されると期待されます。

注目されるテーマと関連銘柄

  • ① 環境・再生可能エネルギー: 「脱炭素」は最重要テーマ。政策的な後押しが期待されます。

    • レノバ (9519): 再生可能エネルギー開発の大手。

    • イーレックス (9517): バイオマス発電のリーディングカンパニー。

    • ENECHANGE (4169): EV充電インフラやエネルギーテック。

  • ② DX(デジタルトランスフォーメーション)・規制改革: 行政や社会のアナログ文化を刷新する動きが加速する可能性があります。

    • Sansan (4443): 企業のDXを支援するクラウドサービス。

    • freee (4478): 中小企業のバックオフィス業務を効率化。

  • ③ 子育て支援: 自身の「こども保険」構想など、次世代への投資を重視。

    • JPホールディングス (2749): 保育園運営大手。支援策拡充の恩恵を受けやすい。

    • ベビーカレンダー (7363): 妊娠・育児メディアや産婦人科向けサービス。

まとめ:政治の季節は株の季節

「ポスト石破」を巡る政局はまだ不透明ですが、次のリーダーが誰になるかによって、日本の進む方向、そして株式市場のテーマも大きく変わります。

  • 高市氏なら…「強い日本」を目指す防衛・安全保障・科学技術

  • 小泉氏なら…「サステナブルな日本」を目指す環境・DX・子育て支援

政治のニュースを注意深く追いながら、未来を先取りする投資戦略を考えてみてはいかがでしょうか。


【投資におけるご注意】 本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。政治の動向や企業の業績など、株価は様々な要因で変動します。投資の最終的なご判断は、ご自身の責任において慎重にお願いいたします。

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