同じ通貨ペアでは、リピートトレードの間隔を変えても、必要資金に対する利益の割合はあまり変わらないことを前回書きました。
では、リピートトレードの間隔を同じにした場合に通貨ペアの違いで収益は違いが出るのでしょうか?
確認してみました。
確認してみたのは、
USD/JPY
EUR/JPY
GBP/JPY
AUD/JPY
NZD/JPY
CAD/JPY
の6つの通貨ペアです。
リピートトレードの間隔を同じ20pipsにして、2021.1.1~2021.10.31の10ヶ月の期間の利益を求めて比べてみました。
グラフの縦軸はこの期間の利益(単位は[円])です。
リピートトレードの通貨ペアごと利益比較 |
長期間の変動幅について、また次回に書くことにして、今回は利益比較だけをさっくりとして考えてみたいと思います。
やはりGBP/JPYは利益は多いです。動きが激しいですからね。
リピートトレードは長期にポジションを塩漬けにして保有し続けるので、長期間の変動幅が広いと必要資金が多くなってしまいます。
EUR/JPY
AUD/JPY
NZD/JPY
CAD/JPY
この4つの通貨ペアは、利益が10万円前後とほぼ同じです。1ヶ月で1万円というところでしょうか。
日々の価格変化が少ないと思っていたUSD/JPYで、やはり検証してみると利益も少ないです。GBP/JPY以外の4通貨ペアと比較して3割ほど利益が少ないです。
リピートトレードにはUSD/JPYは向かないようですね。
まとめ
得られる利益を考えれば、GBP/JPYが一番利益が大きい。でも必要資金も多くなるので資金との相談が必要です。
EUR/JPY
AUD/JPY
NZD/JPY
CAD/JPY
の4つ通貨ペアは、どれをとっても同じくらいそこそこ稼ぎが期待できそうです。同じくらいなので、組み合わせてポートフォリオにするのも良いかもしれません。
USD/JPYは、利益が少ない予想なので、リピートトレードには向かないと思います。
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